純烈、月給15万円から3倍増 事務所に印税を生確認「入ってるの?」

ORICON NEWS
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 歌謡コーラスグループの純烈(酒井一圭白川裕二郎小田井涼平後上翔太)が7日、都内でファンブック『純烈の公式応援BOOK!』(税別1000円/講談社)の刊行記念イベントを開催した。

 常にファン思いの純烈だけあって儲け度外視で作られた。後上は「CDよりもお客様のお求めやすさを重視した価格設定。利益はこれから」と話せは、リーダーの酒井は「事務所が10対0じゃない。この本に関しては」と冗談交じりに語っていた。そして、マネ―ジャーに「CDの印税とか入ってるの?」と生確認。事務所関係者が苦笑いで「入ってるよ!」と教えると、メンバーそろって「明瞭会計です」と笑わせた。

 そんなやり取りをしたが、事務所に対する不満は一切ないそう。酒井は6月放送の『ダウンタウンDX』で月収が44万円だったことを明かしている。長男の夏期講習の塾代の28万円を払えるようになったことが喜びだったそう。「デビューしたての1年目、2年目は数万円の年収。28万円払えるようになったのは…。コンサートでもファンに『みんなの応援のおかげで塾代が払えるようになりました』と言って、わーってなります」と笑顔を見せた。


 純烈をスタートさせて12年。今の事務所に移籍して給料制になったという。「4、5年前に、まだ営業とかも全然なかったのに、バイトしてるメンバーも全員が純烈だけをできるように体制を整えてくれた。そのときの給料が15万円ぐらいからスタート。そこから、だんだん上げていただいた」と懐かしむ。

 当初は6人組と衣装代もバカにならなかったが、なんとかしてもらったそう。「僕は今、44歳で(月収が)44万円と言ったら世間のみなさんは『少ない』と言う方もいた。でも、僕らとしては全く売上が立ってないのに、そういうことをしていただいた。恩を返しながら、いただけるものをいただく。事務所に何の文句もなく、むしろありがたい」と感謝しきりだった。

 最後に今年の目標を問われると酒井は「『週刊文春』に叩かれないこと!」と高らかに宣言したが、白川から「2回目の紅白歌合戦出場で」と、すぐさま訂正し、笑わせた。酒井は「普通に考えたらスキャンダルありましたよ…」とネガティブになりながらも「令和最初の紅白歌合戦に出場することが大目標です」と力を込めていた。

 同書は純烈を、より楽しむためのトリセツ。移動車のハイエース“純烈号”の席順なども掲載されている。