乃木坂46・井上小百合、ミュージカルで病弱な三女役「男子諸君も観て!」

ORICON NEWS
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 人気グループ・乃木坂46井上小百合20日、都内で行われたミュージカル『Little Women ―若草物語―』の出演者あいさつに出席。四姉妹の物語を描く本作だが、井上は「女性の話とくくってほしくないので、男子諸君も観てください!」とニコニコしながら、PRした。

 井上が演じるのは、心優しい三女のベス・マーチ。ピアノが得意だが、しょうこう熱にかかり、他界してしまう役どころ。「大人しくて人見知りなんですけど、底にある強さとか優しさ、温かさを表現できるように丁寧にお稽古を頑張りたい」と意気込む。稽古をしていく中で「こんなに強い人間っているのかと。病弱な役ですけど、キラキラして一生を過ごしたんだなと感じました。かわいそうな役にしたくないので、キラキラした人生を演じたいです」と語った。

 四女のエイミー・マーチ役の下村実生(フェアリーズ)は「原作を知らなかったんですけど、若草物語の楽しさを知りました。物語を知らない方にも観に来てほしい」と呼びかけた。マーチ家族と親しくなるローリー役でジャニーズJr.の林翔太は「四姉妹と仲良くなるために一生懸命になるかわいい部分があります。恋の行方にもぜひ注目してください」と話した。

 原作はアメリカの女性作家・ルイーザ・メイ・オルコットによる小説。南北戦争に赴いた父の留守を預かる母と、次女のジョーを含む四姉妹が慎ましくも力強く生きるさまが描かれている。同舞台では、ジョーを朝夏まなと、長女のメグを彩乃かなみ、母役を香寿たつきが演じる。

 9月3日から25日まで東京の日比谷シアタークリエで上演。10月2日には愛知、5日と6日には福岡での地方公演も予定されている。