島田紳助が激白「松本の発言は別問題やから。でも大崎クビにしたら会社潰れんで」

文藝春秋
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7月20日雨上がり決死隊宮迫博之ロンドンブーツ1号2号田村亮が記者会見を開き、2日後の22日には吉本興業の岡本社長が5時間半にも及ぶ会見を開く事態に発展。宮迫と田村の契約解除処分は白紙に戻したが、的外れな受け答えに終始し、そんな経営陣の態度に所属芸人たちも不満の態度を隠さず、「事務所vs.芸人」のようになっている。

そんな中、暴力団関係者との交際を理由に、2011年に引退した元吉本興業島田紳助氏が「週刊文春デジタル」の取材に応じた。島田氏は今回の事態が起こる直前、宮迫と会っていたといい、「宮迫はすごい仲良しやし。辞めるって言ったとき、まじで凹んだもんなあ。トラブルが起きる1週間くらい前にも一緒だったんすよ。遊びに来て、みんなで」と明かす。

会った際、宮迫に対し「絶対辞めんなよと」と説得し、「吉本に対して、腹立つこともあるやろし、ここはひとつ長いものにはぐるぐる巻きやと。先輩たちも心配して動いてるんやから、宮迫も意地を張るなと。わかるけどね、気持ちはわかるし腹立つこともあるけど、元々はお前やぞ」と論したという。一方、吉本の大崎洋会長と直接面談し、事態の収拾に動いたダウンタウン松本人志とは"言わなくてもわかってくれる”と、やりとりをしていないという。

松本は7月21日、レギュラーを務める「ワイドナショー」(フジテレビ系)に生出演した際、大崎会長は「これ以上騒動が大きくなるようであれば、進退を考えなければいけない」と話していたと明かしたが、松本は「それは僕は全力で止めます。大崎さんがいなかったら僕も辞めるので。うちの兄貴なんで」と述べたことが話題となっている。

この発言について、島田氏は、「『大崎辞めるんだったら俺も辞める』っていう松本の話と、このままでは他の奴が辞めるっていうのとはまた全然別問題やからね。大崎さんが辞めたら吉本辞める、いうのは松本は当然やと思うよね」とし、その上で「大崎クビにしたら会社潰れんで」と語る。

「イメージはどうだか知らんけど実質問題、大崎という人間はカリスマ的な人間だったし、今吉本の中で唯一カリスマがある人間やし、クリエイティブな能力があって出世した男やし。タレントの気持ちもよくわかるし」「松本も辞めるって言うけども、大崎辞めたら吉本も潰れるから辞めんでもなくなるで。真面目な話、大崎が辞めたらみんな辞めますわ」と大崎会長の影響力の強さを明かした。