ジャニーズじゃありえない? 横浜流星22歳、ファンをつかんだ“距離の近さ”と“あるひと言”

文春オンライン
f:id:dTrip:20190804203551j:plain

「彼の“距離の近さ”と“ひと言”にファンはメロメロ。とびぬけてファンサービスに積極的なんです」(芸能記者

 人気ドラマ「あなたの番です 反撃編」(日本テレビ)に出演中のイケメン俳優・横浜流星(22)が今、尋常ならざるモテっぷりだ。

◆◆◆

 きっかけは、深田恭子が主演した今年一月期の連ドラ「初めて恋をした日に読む話」(TBS)だった。

「髪をピンクに染めた不良高校生役で出演したことで、役のあだ名“ゆりゆり”がツイッタートレンド入りし、インスタグラムのフォロワー数が14万ほどから、放送期間中に一気に100万を超えた。若い女性のみならず、その母親世代からも『このコ、カッコイイ!』と絶賛の声が」(同前)

 3月に発売された4年ぶりの写真集『流麗』は6万部突破の大ヒット。シャツをはだけ、筋肉隆々の身体で表紙を飾った『an・an』(6月5日発売)は予約段階で完売状態。


「一冊3000円の写真集は、事前ネット予約者から抽選で『イベント握手会』の電子チケットが当たる仕掛け。一冊だと握手。3冊だと握手とツーショットチェキ。さらに5冊だとサイン付き。高倍率となり、当選チケットはメルカリなどで10万円以上の値段で取り引きされていました」(同前)

 幸運にも握手会への参加チケットをゲットした熱心なファンが話す。

「流星は記憶力もすごく良くて、『覚えてるよ』とか『遠いところをありがとう!』って、顔を近づけて優しく言ってくれる。握手の順番が終わったあと、振り向いて見送りまでしてくれるんです。そんな近距離での“神対応”は、ジャニーズタレントじゃありえない」



「顔が綺麗なだけ」と言われ苦労した過去

 横浜生まれの埼玉育ち。「横浜流星」は芸名かと思いきや本名。大工の父を持ち、小学生から極真空手の道場に通い、中学3年のときには全日本及び世界大会で優勝した体育会系の“硬派”なのだという。

「とにかく礼儀正しくて腰が低い。年下のアシスタントスタッフにも『どうぞよろしくお願いします。教えてください』と深々と頭を下げる。女性スタッフは目がハートのカタチになっているし、男性スタッフも『いいヤツだ』という意見で満場一致」(テレビ局関係者)

 今年公開の映画に4本出演。うち主演作が3本。

「3月公開の映画のイベントでも、ファンに手を振ったり目線を合わせたりと大サービスで、歓声の大きさは抜きんでていた」(同前)

 その“人たらし”ぶりやファンの顔を忘れない記憶力。田中角栄のエピソードをも想起させる人心掌握力だ。角さんほどではないにしろ、苦労人だという。

「17歳のとき『烈車戦隊トッキュウジャー』に出演。戦隊モノは子どもと母親がターゲットなのに、『顔が綺麗なだけ』と言われ、いまひとつ人気がハジけきれなかった。でも、現場スタッフやファンへの神対応を積み重ね、夜遊びも控えて、躍進しました」(前出・記者)

 令和イケメン選挙早くも当確。一瞬の“流れ星”では終わらなさそう。


(「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年7月18日号)