レアル久保デビュー、バイエルン戦後半に攻撃的MF

日刊スポーツ
f:id:dTrip:20190721103532j:image
<インターナショナルチャンピオンズ杯:レアル・マドリードバイエルン・ミュンヘン>◇20日(日本時間21日)◇ヒューストン・NRGスタジアム

【ヒューストン(米国)=岡崎悠利】Rマドリードに所属する日本代表FW久保建英(18)が、プレシーズンマッチとなる今大会の初戦、Bミュンヘン戦でデビューを果たした。世界最高峰クラブの1つと言われる同チームのトップチームの1人として、日本人選手が試合に出場したのは初めて。

控えに入った久保の出番は後半開始からだった。

前半を0-1と1点のビハインドで折り返すと、後半スタートからピッチへ。「白い巨人」の愛称で知られる同クラブの白いユニホームに身を包み、背番号26は4―3―3のインサイドハーフの位置に入った。

開始早々、左サイドでボールを受けると相手選手をかわし、ゴール前へクロスを送ったがGKにキャッチされた。

その後もシンプルにボールを動かし、攻撃のリズムをつくるなど冷静かつ堂々としたプレーぶりが光った。

久保は19日(現地時間)、クラブの公式サイトでカスティージャ(Bチーム)の一員として紹介された。8日に始動したチームのカナダでのキャンプから、トップチームに同行。練習から切れ味鋭いプレーを披露し、そのアピールが実った。