新海誠「天気の子」トロント国際映画祭に出品、最高賞である観客賞の選考対象

映画ナタリー
f:id:dTrip:20190724163039j:image
新海誠の監督作「天気の子」が第44回トロント国際映画祭に出品されることがわかった。

7月19日に全国448スクリーンで公開され、21日までで動員115万9020人、興行収入16億4380万円を記録している本作。新海の前作で、興行収入250億3000万円を記録した「君の名は。」の初日から3日間の数値と比較すると、128.6%の記録となっている。

世界を代表する映画作家の作品を集めたスペシャルプレゼンテーション部門に出品される「天気の子」は、最高賞である観客賞の選考対象。2018年、同部門には是枝裕和の「万引き家族」が選出された。また2003年には北野武の「座頭市」が観客賞を受賞。邦画としてアニメ作品がトロント国際映画祭に出品されるのは宮崎駿の「風立ちぬ」以来となる。

「天気の子」は全国にて公開中。第44回トロント国際映画祭は、カナダ・トロントにて現地時間9月5日から15日にかけて開催される。

 

d