大船渡・佐々木 2安打15K完封で35年ぶり甲子園に王手!25日決勝・花巻東と激突

デイリースポーツ
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 「高校野球岩手大会・準決勝、一関工0-5大船渡」(24日、岩手県営球場)
 最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が、圧巻の2安打完封勝利。決勝に駒を進めた。25日13時から行われる決勝戦では、35年ぶりの甲子園出場をかけて花巻東と対戦する。
 夢の甲子園に王手をかけた。3回戦で優勝候補・盛岡大付を撃破した一関工との対戦。相手は初回、二回と4度の盗塁を仕掛け、足で揺さぶりを仕掛けてきた。だが、佐々木は動じない。一回はこの日の最速となった157キロの直球で、4番を見逃し三振。三回以降は制球重視の投球でアウトを重ねた。
 六回2死から5者連続を含む、毎回の15奪三振。最後まで相手を寄せつけなかった。
 佐々木は4番打者としてもチームをけん引した。一回1死二、三塁の好機では、しぶとく二塁への適時内野安打で先制。主導権を握ると、三回までに4点のリードを奪った。
 佐々木は21日の4回戦で160キロをマーク。延長12回194球を投げ抜き、準々決勝は出場せず。決勝戦では連投も予想される。