東海大相模、5発24得点の猛打で4年ぶりの夏切符 決勝の最多得点記録を更新

デイリースポーツ
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高校野球神奈川大会・決勝、東海大相模24-1日大藤沢」(28日、横浜スタジアム

 東海大相模が記録的大勝で、全国制覇した15年以来となる4年ぶり11度目となる夏の甲子園出場をつかんだ。

 1-0の三回に「6番・遊撃」で先発したプロ注目の遠藤成投手(3年)のバックスクリーンへの2ランなど、6安打を集中させて一挙6得点。四回には鵜沼魁斗外野手、山村崇嘉内野手、西川僚祐外野手の2年生トリオがそぞれアーチをかけるなど、26安打で24点を奪った。24得点は戦後の神奈川大会決勝の最多記録を更新。大会最多タイ記録の1試合5本塁打と圧倒した。

 

24年ぶりの夏の甲子園を狙った日大藤沢は連投となったエース左腕・武冨陸投手(3年)が、四回途中9失点でKOされた。後続の投手も勢いを止められず。OBで元中日投手の山本昌広氏がスタンドへ駆けつけたが、昨春から特別臨時コーチとして指導してくれる“レジェンド左腕”に吉報を届けられなかった。

 東海大相模・門馬監督は「ありがとうございます。春の大会から我々も選手も毎日、毎日、苦しんで今日ここまできました。それが神奈川の高校野球です。神奈川の代表として、甲子園で躍動できるように、仕切り直して頑張りたいと思います」と表情を引き締めた。