国学院久我山 悲願の甲子園初白星!7回2死から怒涛の5連打で逆転に成功

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 ◇第101回全国高校野球選手権大会 1回戦 国学院久我山7―5前橋育英(2019年8月8日 甲子園)


 OBのロッテ・井口資仁監督(44)を擁した1991年以来、28年ぶりの夏の甲子園出場となった国学院久我山西東京)が7―5で前橋育英(群馬)に逆転勝ちで、春夏通算6度目の甲子園でついに初白星をつかんだ。

 劇的な逆転劇は2点を追う7回2死から始まった。2番・岡田が右前打で出塁すると3番・神山の中前適時二塁打、4番・宮崎の中前適時打で一気に同点。ムードが最高潮に達する中、2死二塁となってエースで6番・高下が勝ち越しとなる中前適時打を放った。7番・坂口も安打を放ち、この回に5連打、打者9人の猛攻で試合をひっくり返した。


 初回に先制され、序盤はリードを許す苦しい展開。それでもナインは諦めず、終盤への逆転劇につなげた。投げてはエース高下が9回を5失点と粘りながら完投勝利を物にした。

 前橋育英は、序盤は試合を優位に進めるも終盤に踏ん張ることができずに敗戦。3年連続2回戦進出とはならなかった。