【夏の甲子園】宮城・仙台育英、猛打で圧倒 20得点で初戦突破 

産経ニュース
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 第101回全国高校野球選手権大会第4日の9日、第2試合で飯山(長野)と対戦した仙台育英(宮城)は20-1で大勝し、2回戦進出を決めた。

 試合が動いたのは、三回だった。仙台育英は先制点を奪われるが、裏の攻撃で打線が爆発。1番・中里の安打、3番・入江の死球などで2死一、三塁の好機を作ると、5番・千葉が2点二塁打を放ち逆転に成功する。続く大栄(おおさかえ)の適時三塁打、笹倉の適時二塁打でこの回4得点。一気に流れを引き寄せる。

 五回には、9安打を放つ打者一巡の猛攻。10得点のビッグイニングを作り、勝負を決めた。その後も打線の勢いは止まることなく、終始相手を圧倒。投げては笹倉、大栄、伊藤、鈴木の見事な投手リレーで相手に付け入る隙を与えなかった。

 須江航監督は「1年間バッティングにこだわった練習の成果が出た」と力を込め、主将の千葉は「一戦必勝で丁寧に試合をしていきたい」と次戦を見据えた。