井上尚弥、英国に与えた衝撃は消えず 英BOX委員会選出“外国人MVP”の最終候補入り

THE ANSWER
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ウシク、ガルシアと並んで井上の名前がノミネート、表彰式は9月27日


 ボクシングのWBAIBF王者・井上尚弥(大橋)と5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が激突するワールド・ボクシング・スーパー・シリーズWBSSバンタム級決勝は11月7日にさいたまスーパーアリーナで開催されることが決定。優勝候補の最有力に推されるモンスターは英国ボクシング管理委員会(BBBofC)の年間最優秀外国人ファイターの最終候補に選出された。

 英国のプロボクシングを統括する英国ボクシング管理委員会は公式ツイッターで、BBBofC年間アワードの最終候補を発表。「2018-19年シーズン最優秀外国人ファイター」のノミネートとして、第1回WBSSクルーザー級大会優勝のオレクサンドル・ウシクウクライナ)、ウェルター級欧州王者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)とともに井上の名前が発表された。

 シーズン中に英国での試合に出場することが選出条件。井上は5月に英国を震撼させていた。英スコットランドグラスゴーのSSEハイドロでWBSS準決勝でのエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と無敗王者対決が実現。事実上の決勝とも呼ばれた一戦で、ワンサイド勝ち。衝撃の259秒KO劇を披露していた。

 表彰式は9月27日。英ボクシング専門誌「ボクシング・マンスリー」での表紙に抜擢されるなど、ボクシング熱の高まる大英帝国でモンスターの評価は最高潮に達しようとしている。躍進の井上は栄誉に輝くことができるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)