『おっさんずラブ』を国民的作品に!吉田鋼太郎が田中圭に熱~い視線?「寅さんになって」

サンケイスポーツ
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 俳優、田中圭(35)が23日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演映画「劇場版おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」(瑠東東一郎監督)の初日舞台あいさつに出席した。昨年、社会現象になった人気ドラマの映画化で、完結編と銘打っているが、田中は「ずっと続いてほしい」と続編を希望。吉田鋼太郎(60)は田中に「『寅さん』のような存在になって」と、劇中同様、熱~い視線?を投げかけた。

 純愛を貫き、切ない三角関係を繰り広げる“おっさん”役の田中、吉田、林遣都(28)が登場すると、会場の約470人から割れんばかりの大歓声があがった。

 昨年4月期にテレビ朝日系で放送され、大反響を呼んだ連ドラの映画化。同年の新語・流行語大賞で「おっさんずラブ」はトップ10に選出。放送から1年以上経つが、人気は衰え知らずだ。

 田中は「映画化は、みなさんのおかげ」と感謝し、「倍返しで恩返しをしなきゃと思ったけど、なんとか恩返しできるものになったかな」と胸を張った。今作では沢村一樹(52)と志尊淳(24)が新加入し、三角関係がより混迷を深める。完結編とされているが、田中は「僕にとってはたくさんの仲間をくれた作品。どこまでも続けばいいのに」と共演陣との再会を願った。

 吉田も「田中圭は『寅さん』の渥美清のような存在になってほしい」と、映画「男はつらいよ」のような人気シリーズになることを熱望。「寅さんはマドンナを好きになっては振られたけど、圭はこれから、いろんな男に好かれていってほしい」と期待し、「田中圭は止まらないし、止まってほしくない。僕もついでにずっと出して」と付け加えて笑わせた。

 一方、壇上では沢村が「初めての一人二役は難しかった。(おかずクラブの)ゆいP出てたでしょ? あれ、俺」と“暴走”し、田中がすかさず「みなさん、だまされたらダメですよ」と突っ込むなど抜群のチームワークを披露。最後に、田中が林とガッチリ肩を組んでスキンシップを楽しむと、会場からは「キャ~!!」と、この日一番の大歓声があがった。