【NBA】八村塁、スターター定着のカギは? 米記者分析「期待通りなら先発の座を掴むのは…」

THE ANSWER
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ワシントンの記者は八村の先発定着への課題をどう見る?


 バスケットボールのW杯(中国)が31日、開幕する。日本代表の大黒柱としての活躍が期待されるウィザーズ八村塁。日本人史上初のNBAドラフト1巡目指名された八村について、地元紙「ワシントン・ポスト」ではルーキーイヤーの今季、先発の最有力候補と予想している。

 ウィザーズの番のカンデス・バックナー記者が読者の質問に応えるQ&A企画で、今年のNBAドラフトで日本人史上初の1巡目9位指名を受けた八村の質問が真っ先に紹介された。

「ルイ・ハチムラはNBAに適応して、堅実なスターターに成長するのか?」

 これに対しバックナー記者は八村に対するウィザーズの高い評価を紹介している。

「彼はここ数年で最高位のドラフトピックで、将来の主要部分を担う存在だ。ということで、成功とは4月までに彼を向上させることで、2年目のより大きな役割に彼を準備させることだ。もしも、ハチムラが成功するためのあらゆる手段(リバウンド、ランなど)を身に着けながら3ポイントシュートで進歩を見せることができたなら、2019-20シーズンはプラン通りに行ったということを示唆するものになる」

「しかし、ハチムラはそのためにコーチからの信頼を必要とするだろう」


 エースのジョン・ウォールが故障で長期離脱中のチームで再建の柱と期待される八村だが、2年目に主役級の活躍ができる準備段階と番記者は分析している。

「期待通りなら、ドラフト9位が先発の座を掴み、勝負どころでフロアに立つことを予想するのは当然のことだろう。しかし、ハチムラはそのためにコーチからの信頼を必要とするだろう」

 今季中にスタメンの座を掴むと予想したバックナー記者だが、まずはスコット・ブルックスヘッドコーチの信頼をつかみとることが肝要と分析。八村のルーキーシーズンに、ウィザーズファンは大きな期待をかけている様子だ。