橋本マナミ“背徳”の味に欲望爆発「心のヌードみたいな感じ」

ORICON NEWS
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 女優の橋本マナミが、27日放送の東海テレビ・フジテレビ系単発ドラマ『背徳の夜食』(後11:40)の『汁だく牛丼編』に主演する。『孤独のグルメ』のプロデューサーが仕掛けたオムニバス形式の同ドラマで橋本は汁だく山盛り牛丼を背徳を感じながらがっつくことになる主婦・今野仁美役を演じている。橋本いわく「心のヌードみたいな感じ、本当にさらけ出しています」と、今までにないほど、その振り切った熱演に注目だ。

 

 夜食にはタブーなジャンクなグルメを「食べてはいけない」という背徳感で煽り、視聴者を悶絶させる新たなグルメドラマ。結婚を機に菜食主義へと生まれ変わり理想の体重を手に入れた仁美。肉を腹一杯食べたい欲求を抑え、アルバイト先にも小さな菜食弁当を持参するなど涙ぐましい努力を重ねるも、結婚記念日にごちそうを用意して夫の帰りを待っていると、夫の不倫現場の目撃情報が。「私は夫のために、毎日毎日草ばっかりなのに…」。怒りを爆発させた仁美は、牛丼屋へと駆け込む。

 牛丼を食べる恍惚の表情から咀嚼音までその背徳の喜びを全身で表現。「お肉は大好きなので口いっぱいに頬張るのは全然抵抗はなかったです(笑)。ただ、頬張った後に私のナレーションが入って、快感を覚えるいろんな声のパターンを撮ったのですが、そこがとても難しかったです」と苦戦する場面も。しかし撮影を通して「全部で2杯ぐらい食べましたが、本当に幸せでした(笑)。見た目もお肉が器からはみ出していてすごかったです。今回の店には今度、プライベートでも行きたいと思いました」とすっかり牛丼のとりこになったそう。

 「ごらんになった方は、たぶんお肉を食べたくなると思うんです。でも、それ以上に私の顔に狂気を感じてしまわれるのでは…」と心配しつつ「普通においしそうに食べているわけではないんです。豪快に野獣のように食しています。今まで見せたことのない新しい私が詰まりすぎていて、ぜひ、色々な方に観て欲しいというのはあります」とアピール。「なかなかこれほどハジけた役の機会がなかったのでうれしいです。私はこれからも女優業が一番やりたいお仕事なので、新たなスタートになればいいなと思っています」と新境地開拓に自信をみせた。

 また、『背脂ラーメン編』では俳優・北村有起哉が主演。外資系企業でバリバリのエリートとして働く中年サラリーマンの主人公・笹川祐介(北村)は容姿・外見にとことん気を遣い、部下にもクールに接する有能な社員だが、最近健康診断で引っかかってしまう。エリートの彼だが、自宅に帰ると立場は一変、キツイ妻(濱田マリ)と娘の尻に敷かれ、ストレスをため込んでいる。健康診断のことも指摘され、妻に徹底的に食事管理されることに。ある深夜、我慢できずに駆け込んだのは、背脂たっぷり、こってりラーメンの店だった…。