キンプリ永瀬、初主演ドラマで男性CA役に挑戦「メラメラと燃えています」

ORICON NEWS
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 人気グループ・King & Princeの永瀬廉が、今秋放送のカンテレ・フジテレビ系スペシャルドラマ『FLY! BOYS,FLY! 僕たち、CAはじめました』(放送日未定・火曜 後9:00)でドラマ初主演を飾ることがわかった。永瀬は空オタクの男性キャビンアテンダント(以下、CA)役に挑戦。「主演という状況を飲み込むのには時間がかかりそうで緊張もしていますが、お芝居ができる環境をいただいたので、今はメラメラと燃えています」とやる気をみなぎらせている。 



 同ドラマは航空会社のCAを目指し訓練生となった主人公・朝川千空(あさかわ・ちから)が、同僚たちと共にさまざまな訓練を通じ、成長していく物語。撮影は航空会社『ジェットスター・ジャパン』が全面協力。衣装はもちろん、CAも同社に合わせて“キャビンクルー”と呼ぶなど、よりリアルを追求。パイロットを夢見る女性と出会い、あるきっかけで千空が恋におちるといった展開も見どころとなる。 

 永瀬が演じる千空は幼い頃、両親と旅行した際に搭乗した飛行機で怖い思いをしたが、その時に勇気づけてくれた女性CAへの恋心から、CAの世界に興味を持つように。空港そばの叔母の家で育ったことから、航空機や空港を身近に感じながら育ち、いつのまにか空港内の構造と飛行機に詳しい“空オタク”な青年となる。 

 自身の名前に「空」の字が入っていることや、自身のイニシャルが“CA”であることからCAが天職であると信じる。楽天家で、やや抜けている部分もあるが、そんな彼の頑張りがやがて周囲に影響を与えていくことに…。 

 永瀬は台本を読み「『そうなんだ』と感じるところがすごくあって、それこそ僕の予想以上というか、大変な試験がいくつもあったり、短時間で飛行機の清掃をしないといけないことなど、シンプルに勉強しているような感覚でした。もちろんストーリーも面白い。汗と青春の奮闘ストーリーなので、クランクインがすごく楽しみです。“千空君”は夢に向かっている、情熱を持った役なので、どう表すのかということを考えながら、航空業界のことをもっと勉強したいなと思いました」とより関心が湧いたよう。 

 役柄と自身との共通点については「僕も“千空君”のように前しか向いていないです(笑)。“千空君”は、キャラクターでちょっと抜けていたりするじゃないですか? 僕もたまにファンの方に言われたりするので、ちょっと抜けている部分は自分と役柄が重なります」と親近感を抱きつつ、「ただ、正直“千空君”ほどまっすぐな自信はまだ無いですね(笑)」と違いも明かした。 

 音楽活動だけではなく、映画『うちの執事が言うことには』の主演、4月期連ドラ『俺のスカートどこ行った?』(日テレ)に出演するなど役者としても活動。「映画で主演をやらせて頂いて、『演じたい』と感じたことがきっかけで、どんどんお芝居の仕事をしたいなと思っていたので、このタイミングでドラマの話を伺いまして、すごくうれしいです」とチャンスに歓喜。 

 「ありがたいことに僕が初めてドラマ主演をさせていただくこの作品。キャビンアテンダントという、女性が主な世界の中で僕ら男子候補生が、互いに切磋琢磨しながら成長していくシーン、感動もできるシーンもあります。そして、まっすぐな“千空君”を演じられるように、僕自身一生懸命頑張りたいと思っています。皆さんに“千空君”を愛してもらえるよう頑張りますので、是非見てください」と力強く呼びかけている。 


 プロデューサー・萩原崇氏は「永瀬廉さんの、真摯にエンターテインメントに取り組む姿勢や、ドラマや映画の中で見せる誰をも惹きつける笑顔や泣き顔を見ていて、ぜひ、このドラマの、ちょっと抜けているけどまっすぐで一生懸命、そしてみんなを元気づけていく主人公を演じていただきたいと思いました」と起用理由を説明。 

 「『男らしく』とか『女らしく』とか、これまでの概念に縛られず、「自分らしく生きていく」というこのドラマの登場人物たちの姿が、少しでも見てくださる視聴者の方への応援にもなったらという想いも込めて、制作しています。 ぜひお楽しみに!」と期待をあおっている。