キスマイ藤ケ谷「胸触ってと言われて『えっ』って」

日刊スポーツ
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Kis-My-Ft2藤ケ谷太輔(32)が初ミュージカルで主演を務める「ドン・ジュアン」が30日、東京・TBS赤坂ACTシアターで初日を迎えた。

藤ケ谷はゲネプロ後に取材に応じ「疲れましたね~。何もかも初めてなので、エネルギー使いますね。いい刺激で」と充実の第一声。藤ケ谷が演じるドン・ジュアンはスペインの希代のプレーボーイで、劇中には濃厚なキスシーンやベッドシーンなども登場。ラジオなどでのエロトークも人気で、セクシーキャラの藤ケ谷だが、今回の役には苦労もあった様子。「すごく難しい。女性を乱雑に扱うとか全然できなかった。でも自分がやらないと、押された女性もリアクションが取れないので、心をドン・ジュアンにした」と明かしたが「胸を触ってと言われて『えっ、胸触るの』って。キスとか10人くらいの女性に体触られるとか、不思議な気持ちだった。でも今は大丈夫です。全然余裕です」と色男ぶりも身につけた。「女性との絡みやキスシーンは、ファンのみんなは嫉妬するかもしれないですけど、見ている途中に『私もドン・ジュアンに抱かれたい』という気持ちになってもらいたい。抱かれるような気持ちで来ていただければ」とほほえんでアピールした。

キスマイのメンバーも来場予定という。「二階堂(高嗣)と千賀(健永)は『キスシーンあるの』って、ドラマの時も必ず聞いてくる」と笑った藤ケ谷。ドン・ジュアン役が一番似合うメンバーについては「俺じゃなきゃダメですよね。まさかこれで宮田(俊哉)に負けては…」と胸を張った。


ドン・ジュアンと恋に落ちるマリア役の蓮仏美沙子(28)からは、「女性と絡むシーンでうれしそうだった」と暴露されつつ「立っているだけでセクシー。もともと持っている色気をプレーボーイに昇華させてすてきだなあ、と思った」と絶賛された藤ケ谷。座長として、けいこ場打ち上げでスイカ割りを発案したことも明かした。「座長としてやったのは、(打ち上げの)支払いとスイカの準備くらい」と謙遜したが、鶴見辰吾(54)からも「彼は言わないですけど、一番最後までけいこ場にいて、みっちり歌のけいこして、主役たる振る舞いを堂々としている」と評価された。

9月18日までの東京公演後、10月1日から5日まで愛知公演も行う。藤ケ谷は初ミュージカルについて「苦労してますね。語尾までしっかりとか、息の使い方とか。普段のJーPOPと違う。でも歌うというところで共通しているので、両方に生きると信じながらやってます」と意欲を見せ「挑戦している姿とかエネルギーとか、作品のパッションを感じて欲しい」と訴えた。