野党統一会派結成で合意 立憲・国民・社保、衆参で合流

朝日新聞デジタル
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 立憲民主党と国民民主党を中心とする衆参両院の統一会派結成に向け、両党と衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」(社保)の代表が19日、国会内で会談し、10月の臨時国会前の会派結成で合意した。同日午後に会派運営協議会を開き、会派人事などを最終協議する。
 会派が結成されれば、衆院117人、参院60人の規模になり、衆院は第2次安倍政権発足以降、最大の野党会派ができる。

 会談には立憲の枝野幸男、国民の玉木雄一郎両代表、社保代表の野田佳彦前首相が出席。設置される会派運営協議会では、法案対応など統一会派の意思決定手続きなどを決める。


 立憲、国民両党は8月20日に統一会派結成に向けた合意文書を交わし、協議を続けてきた。国会での野党勢力拡大で行政監視機能を強化しつつ、次期衆院選に向けた野党の結束を固めるのが狙い。会談は当初17日に予定されていたが、結成後の人事などで調整がつかず19日に延期されていた。