1000円札偽造容疑 中学生書類送検 学校売店で使用 福岡

毎日新聞社
f:id:dTrip:20190719150814j:image
 福岡県大野城市の市立中学校で売店のパンの売上金から偽造された1000円札2枚が見つかった事件で、県警春日署は19日、通貨偽造と同行使の容疑で同校の男子生徒1人を書類送検した。「お金がほしかった」と容疑を認めているという。

 容疑は4月中旬、自宅のプリンターで1000円札を両面コピーし、はさみで裁断して偽札4枚を作成し、うち3枚を使ったとしている。春日署によると、売店で見つかった2枚の他に、1枚が福岡市内で流通し、残り1枚は自宅にあるのがそれぞれ見つかり回収された。使われた紙はコピー用紙という。

 売店の女性販売員が4月分の売上金を確認した際、不審な紙幣を見つけ、5月8日に学校側に報告。同11日に偽造を認めた男子生徒が母親、校長と春日署を訪れ自首していた。