「もし“政党要件”を失ったら?」社民・福島みずほ氏の答えは

 第25回参院選の投票が午後8時までに締め切られ、「社民党」の福島みずほ副党首が“存亡の危機”に立たされている党の現状に見解を述べた。

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 ANNと朝日新聞の共同の出口調査によると、「社民党」は元党首の吉田忠智氏が当選確実となっている。

 

 福島氏はAbemaTV『アベマ選挙SP~民主主義オワコン危機~』に中継で出演し、「今回の選挙は、社民にとっても本当に大事な選挙。(得票率)2%以上をなんとしても獲得して、国会の中で政党要件をもって頑張りぬきたい。今は(結果を)見守っているところ」とコメント。

 

 また、そうした状況に立たされている要因として、「社民党が当時、民主党社民党に分裂するとか、支持母体が別れる、大きな労働組合・連合が民主党基軸になるなどいろいろある中で、社民党自身が元々のものを大事にしながら努力していくということが足りなかったと思っている」と述べた。

 

 さらに、「もし政党要件を失ったら?」という質問に福島氏は「いま見守っている状態なので、なんとか(維持したい)と思う」と答えた。