窃盗容疑で20代女性を誤認逮捕 愛媛県警

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松山市でタクシーから売上金など5万円余りを盗んだ疑いで今月、逮捕され2日後に釈放された20代の女性について、警察は事件とは無関係で誤認逮捕だったとして、女性に謝罪したことを明らかにしました。
愛媛県警察本部によりますと、ことし1月、松山市清水町の路上でタクシーの中から売上金などおよそ5万4000円やセカンドバッグなどが盗まれる事件があり松山東警察署は今月8日、タクシーのドライブレコーダーや防犯カメラの映像をもとに20代の女性を窃盗の疑いで逮捕しました。

女性は、「身に覚えがない」と容疑を否認し、裁判所が勾留を認めなかったため女性は2日後に釈放されました。

警察はその後も、任意で捜査を進めていましたが、女性と同じアパートに住む別の女が、「ドライブレコーダーに写っているのは自分だ」と供述したことなどから、釈放された女性は事件とは無関係で、誤認逮捕だったと判断し22日女性に謝罪したということです。

県警察本部刑事部の三井純一参事官は「極めて遺憾で、ご本人はもとより、ご家族、関係者の皆様にも心からおわび申し上げます。このようなことが二度とないよう、再発防止に向けて指導します」と話しています。