はやぶさ2着陸地点は「うちでのこづち」 画像公開

朝日新聞デジタル
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 宇宙航空研究開発機構JAXA)は25日、小惑星探査機「はやぶさ2」が再着陸に成功した際の写真や動画を公開した。多くの科学的成果が生まれることを期待して、着陸地点を「うちでのこづち」と名付けたという。1回目の着陸地点は「たまてばこ」だった。

 

 はやぶさ2は11日に小惑星リュウグウ」に再着陸した。発表によると、機体の一部が接地した瞬間に石や砂を採取するための弾丸が発射され、数秒後には離陸した。写真には地表の詳しい様子がはっきり写っていた。
 はやぶさ2は、太陽系ができた46億年前のままの砂や石を採取するため、史上初めて小惑星に人工クレーターをつくった。地下に眠っていた砂が降り積もった付近に着陸し、採取に挑んでいた。
 今後、今秋まで追加の調査を続け、年末に7億キロの帰途につく。来年末ごろ、砂や石が入ったカプセルを地球に送り届ける予定だ。