「アメトーーク!」「ロンハー」10月以降も継続

中日新聞社
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 テレビ朝日は30日、闇営業問題を受けて謹慎中の宮迫博之(49)と田村亮(47)が出演していた「アメトーーク!」(木曜午後11時20分)と「ロンドンハーツ」(火曜午後11時20分)について、10月以降も番組を継続すると発表した。また吉本興業に対し、26日付でコンプライアンス順守の体制強化などを求める申し入れ書を送付したことも明かした。

 2つの番組について同局は「基本は現在の形態のまま、演出面を強化して放送を継続、営業活動も行っていく」と説明。「ただ事態が流動的な面があるため、吉本興業、関係先と協議しながら対応していく」としている。

 同局は吉本の株主でもあることから申し入れ書について「コンプライアンス順守の体制強化と、それを可能にするガバナンスの構築などを求める」と説明。具体的なポイントとして/(1)/事実関係の調査および特殊詐欺の被害者に対する真摯(しんし)な対応/(2)/反社会的勢力との関係を遮断するための具体的な施策/(3)/コンプライアンス違反の事象が生じることを防止するためのガバナンスの徹底―を挙げた。

 さらに吉本が設置する経営アドバイザリー委員会についても「反社会的勢力排除のための体制構築について独立性のある公正な議論がなされるよう注視していく」としている。