表現の不自由展に脅迫ファクス送った疑い、会社員を逮捕

朝日新聞
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 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」の展示に対し、ファクスで脅迫文が届いた事件で、愛知県警は7日、愛知県稲沢市の50代の会社員の男を威力業務妨害容疑で逮捕した。

 捜査関係者への取材でわかった。

 捜査関係者によると、男は2日午前、会場だった名古屋市東区愛知県美術館愛知芸術文化センター内)に対し、企画展に展示されている慰安婦を表現した少女像について「大至急撤去しろや、さもなくばガソリン携行缶持って館にお邪魔するので」とファクスで送り、業務を妨害した疑いがある。

 県警東署が県からの相談を受け、6日に被害届を受理していた。

 捜査関係者によると、捜査の過程で、愛知県一宮市内のコンビニエンスストアから送られたことが判明したという。