SixTONES&Snow Man、来年ジャニーズ初の同日デビュー!6・28病床のジャニーさんに報告

スポーツ報知
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 ジャニーズJr.12グループ89人を含む総勢300人が8日、Jr.単独として19年ぶりとなる東京ドーム公演を行い、6人組「SixTONES」と9人組「Snow Man」の2組が来年CDデビューすることが、公演中に大型ビジョンで発表された。

 CDデビューは昨年5月のKing&Prince以来で、ジャニーズ初の同日デビューとなる。15人は公演後に記者会見を行い、入所13年目の岩本照(26)は「うれしさより、これから戦い始まるぞという気持ちの方が強い。同時デビューも初めて。切磋琢磨(せっさたくま)しながら、たくさんの“初”を目指して飛び立っていけるように」と意気込んだ。

 デビューする15人は6月28日、ジャニーズアイランド・滝沢秀明社長(37)とともに都内の病院を訪れた。ジャニー喜多川さん(享年87)が倒れてから10日後。倒れる2日前の同18日に、滝沢社長とジャニーさんとでデビューを決めていたという。「Snow Man」の深澤辰哉(27)は「『新たな歴史を刻めるようなグループに』と誓わせていただきました」と振り返った。

 公演中には、メンバーにだけ見えるような形でジャニーさんの写真が映し出されたという。ジャニーさんの座席も確保されていた。すべて滝沢氏の粋な計らいだった。渡辺翔太(26)は「いつもの写真。ほほ笑んでいる。ウルっとしました」としみじみ。大勢のメンバーが縦横に何列にも重なったボックス内で一気にダンスする“Jr.マンション”や和太鼓、バイクなど、ジャニーさんが大好きだった演出も随所に盛り込まれた。

 デビュー時期は未定ながら、「Snow Man」は現時点で12年5月結成から7年。Kis―My―Ft2の6年を更新する“最遅”のデビューだ。現時点の平均年齢も「Snow Man」の24・4歳、「SixTONES」の23・7歳は、ともにデビュー時に同23・6歳だったA.B.C―Zを抜く年長デビューとなる。

 2組はJr.時代からデビュー組顔負けの活動を展開してきた。「SixTONES」は昨年、滝沢氏がプロデュースした「JAPONICA STYLE」のミュージックビデオが動画サイトで再生900万回を超えた。今年は横浜、仙台、大阪で単独ツアーを開催。「Snow Man」も今年、滝沢氏の後を継いで舞台「滝沢歌舞伎ZERO」の主演を務めた。それぞれオリジナル約10曲ずつを持つ。「SixTONES」はソニー・ミュージックレーベルズ、「Snow Man」はエイベックスからデビューする。

 「SixTONES」は年内からホール14会場、アリーナ5会場での単独全国ツアー、「Snow Man」は来年のアジア公演の開催も決まった。この日はJr.勢ぞろいの公演となったが、将来的な単独でのドーム公演の開催には、15人が口をそろえて「必ず」と誓った。2組が令和初の“デビュー組”としてしのぎを削りながら、スターダムを駆け上がる。