小泉進次郎環境相「結果が全て」 力量示せるか 戦後3番目の若さ

産経ニュース
f:id:dTrip:20190911231743j:plain

 小泉進次郎環境相(38)は戦後3番目の若さで初入閣した。環境問題は国内にとどまらず国際社会が抱える地球規模の課題だ。約2千人の職員を擁する組織を円滑に運営し、将来の首相候補として才力を国内外に示すことができるか。

 「結果が問われる。これが全て。だから、働く」

 官邸で安倍晋三首相から指示を受けた小泉氏は記者団に対し、父・純一郎元首相譲りの短いフレーズで意気込みをこう述べた。

 「環境問題は世界ではものすごく重要な議題だが、日本での扱いは小さい。やりがいも課題もあって、まさに挑戦だ」とも強調した。環境省幹部は「小泉氏の発信力で光が当たりそうだ」と早速期待を示した。原子力防災担当相を兼任し、12日に福島県を訪れ内堀雅雄知事らと会談する。


 小泉氏は昨年9月の自民党総裁選で石破茂元幹事長を支持するなど首相と距離があったが、小泉氏の後見人的な立場になりつつある菅義偉(すが・よしひで)官房長官が入閣を後押ししたとみられる。

 小泉氏は来年の第1子誕生後の育児休暇取得を検討するとしていたが、この日は「公務最優先と妻の不安払拭を両立させる。閣議や国会に出ないとかではない」と述べた。