教官が初任科生をナイフで刺す、岡山県警察学校
TBS NEWS
去年12月、岡山県警察学校で、教官の男性警部補が訓練中に当時巡査だった男性をサバイバルナイフで誤って刺し、けがをさせていたことが分かりました。
岡山県警によりますと、警察学校の教官の男性警部補は去年12月、刃物への対処の実践訓練で犯人役を担当しました。その際に本物のサバイバルナイフで初任科生の男性の胸を誤って刺し、けがをさせたということです。初任科生は病院に搬送され入院しましたが、命に別状はありませんでした。
その後、初任科生は被害届を提出し、岡山区検が今年3月に警部補を略式起訴。岡山簡裁が4月に罰金50万円の略式命令を出し、すでに納付済みということです。
岡山県警は、「訓練中にけがをしていることは事実。今後、誠実に対応していく方針」とコメントしています。